源氏物語千年紀in湖都大津 [滋賀]
滋賀県大津市にある石山寺は真言宗東寺派の寺院で西国三十三ヶ所観音霊場第十三番札所となっており琵琶湖から流れ出る瀬田川の右岸にある。
平安時代に紫式部は石山寺の観音堂に参篭して八月の十五夜の名月の晩に、『源氏物語』の「須磨」「明石」の巻の発想を得たとされており、源氏物語千年紀in湖都大津のメイン会場となっていた。
源氏夢回廊のポスターパネル
入り口の東大門は国の重要文化財で左右に安置される仁王像は、鎌倉期の仏師・運慶と息子の湛慶の作と伝えられているが定かではない様だ。
石山寺山門の東大門
東大門を入り桜ともみじの並木が生い茂る参道を進むと千年紀のイメージキャラクター『おおつ光ルくん』が迎えてくれる。
着ぐるみの『おおつ光ルくん』もいて参拝客と記念写真を撮っていた。
おおつ光ルくんと紫式部のポスター
巡拝供養券を買いゲートをくぐるとすぐ右手に長い石段がある。
石段を登ると天然記念物・硅灰岩前へ
それを上りきると石山寺の名前の由来になった天然記念物の硅灰岩が正面に現れ多宝塔を見上げる撮影ポイントになっている。
多宝塔と硅灰岩
左手に階段がありそれを上ると国宝の本堂に入れる。
石山寺本堂
本堂には正堂と礼堂の間に合いの間がありその東端が『源氏の間』と呼ばれ紫式部が源氏物語を書いた部屋と云われており紫式部が執筆中の像が展示されている。
源氏の間【執筆中の紫式部の像】
広大な境内には多くの堂宇が立ち並んでおり隅から隅までお参りするのは大変だ。
山の上のほうに源氏苑があり紫式部の銅像があった。
紫式部のブロンズ像
本堂の裏手に回遊式の庭園『無憂園』がありちょうど花ショウブが見ごろでした。
回遊式庭園・無憂園を休憩所から
今回は源氏物語を巡る旅を行ったが、やはり『源氏物語』全五十四帖を読みきった後で行くべきだったと反省している。
現在瀬戸内寂聴訳の『源氏物語』巻2を読書中・・・。
源氏物語を全部読んでから行った方が良いですか・・
あらすじというか大筋は知っているのですが読んだ事無いんです。
恋愛小説という印象があるのでなかなか読むきっかけが無かったです。
おおつ光ルくんはかわいいですね^^
意外なキャラクターです(笑)
by きりん (2008-06-22 19:54)
☆きりんさん
そうですね、読破してから訪ねるともっと楽しめるような気がしています。
おおつ光ルくんはけっこうほのぼの系のキャラクターになっています。
着ぐるみの光ルくんは大人気でした(笑)
by syousyou (2008-06-22 20:26)
☆ryuichiさん
訪問&nice!をありがとうございます。
by syousyou (2008-06-24 22:16)
☆takagakiさん
訪問&nice!をありがとうございます。
by syousyou (2008-06-24 22:17)